イジリと信頼
前回の記事で、
一手目に指示を出したり指導をしたりして、
二手目にアフターフォローをする
というお話をしましたが、
今回の記事は、私がよく使う三手目のお話です。
私がよく使う三手目は、
「自分からイジられに行く」です。
まず、前提として、
指示や指導の効果を出すためには、「信頼関係」が大事だと思っています。
見ず知らずの人に注意されるより、
信頼している人に注意された方が腑に落ちるものですからね。
で!
ここからは、信頼関係を踏まえたうえでのお話です。
上司から部下に話しかけられる時の部下の心情をイメージすると、
「何か怒られるのかな?」
「悪いことしたかな?」
「ミスしちゃったかな?」
というような、負の感情が出やすいと思うんです。
案の定、ミスに対する叱責だったりすることも多いです。
でも、こればかり続くと信頼関係が築きにくいです。
また、私の体感で言うと、
部下から何か警戒されているような感じを受けたこともあります。
部下の「警戒心」を取り除かないと、信頼関係は築けないのでは?
↓
とは言っても、注意はしないといけない。
↓
となると、注意以外のコミュニケーションで信頼関係を築かないと!
と感じ、私が取った手段が「イジられる」でした。
テレビ番組でも、いろんなイジりを見かけます。
あれは、出演者側の信頼関係で成り立っています。
プライベートでイジられて腹が立ったというエピソードトークも、よく聞きます。
一般人とは信頼関係が築けていないからです。
なので、私の中では、
「仕事ができるけどイジられる人=信頼を得ている人」
という図式があります。
上司たるもの、仕事は完璧にしないといけません。
ただ、完璧な人間は部下からすると近づきにくいと思います。
なので、仕事以外の部分に「突っ込めるところ」を作ります。
「突っ込めるところ」は、何でも良いです。
自分のコンプレックスとかでも良いでしょう。
私の場合は、「めんどくさい絡みをして、ウザがられる」という、
文字にすると何ともややこしい手段を使っていました(笑)
この「突っ込めるところ」は、人によって違います。
なので、正解は人の数だけあると思います。
部下から「突っ込んでもらえる」ことで、
コミュニケーションが生まれます。
ここのコミュニケーションこそが、私の「三手目」になります。
信頼関係を築ければ、注意も聞いてもらいやすくなります。
また、同じ仕事の中でもメリハリが生まれます。
よくコミュニケーションを取る上司と、
全くコミュニケーションを取らない上司。
同じ注意をされるなら、どっちの注意を聞きたいですか?
ということです。
注意以外のコミュニケーションをどんどんとることで、
本当に指導する時に違いが出てくると思います。
【まとめ】
私の場合は、「イジられる」という手段を選びましたが、これは一例です。
大事なのは、「注意以外のコミュニケーションを取って、部下との信頼関係を築く」ことです。
そのための手段は、いろいろあると思います。
自分に合う手段を見つけて、実践してみてください。
明日は記事を2つ投稿しようと思っています。
というのも、明後日から新しい仕事が始まり、忙しさが未知数なので、
出来るうちにやっておこうという目的です。
①「何かあったら言ってね」について
②バイキンマンについて
の2つについて投稿予定です。
なんか、来週のサ○エさんは?みたいになりましたね(笑)
ではこのへんで。
んがんんっ!