新人の見方と信頼関係の起点
1週間振りの投稿です。
新しい仕事は慣れないですが、ここで更新を止めるとサボりぐせが付くかもしれないと思いまして、今日は投稿しようと決めました。
30代で「新人」というものを経験しています。
今までガッツリとした新人研修を受けた事がなかったので、とっても新鮮です。
幼く見えることから、実年齢を言うと驚かれますが、その驚かれ具合も楽しんでいます(笑)
今日は、そんな新人研修をテーマにした内容です。
前の会社では、私より年上の新人さんもいました。
上司は当然新人として接します。
私が常に気にしていたのは、
新人は、「この会社では新人」なだけであって、社会人として、人間としては新人ではない。
ということです。
例えば、遅刻や研修中の居眠り。
これらはダメなことです。
そんなことは、新人でも知っています。
それを踏まえて、遅刻で例えます。
例えば、前の会社で私が遅刻をしたとします。
すると、「遅刻は駄目だよ!」と怒る人はいません。
「大丈夫?」と心配されると思います。
これは、日頃の業務姿勢で信頼を勝ち取っているからです。
「あの人が寝坊とかで遅刻するわけない」という信頼ですね。
だから、心配されるわけです。
しかし、新人さんは当然ながら信頼を得れていません。
なので、遅刻をすると「遅刻は駄目だよ」と怒られがちです。
と、ここで考えていただきたいのですが、
新人さんは、最初から信頼を得れるわけがない。
信頼していないのは、誰か?
と考えると、
新人さんは、私達が信じていないから、信頼がない。
ということになります。
要は、私達の方が信じるか疑うかで、展開が変わるということです。
面識のない新人さんでも、「この人が遅刻するわけない」と思って接することは可能です。
新人を信じることはできます。
なぜなら、この会社では新人でも、人としては新人ではないからです。
新人さんを疑うのは、何度も遅刻してから。
初めから疑ってかかるのは、信頼関係の低下が懸念されると思います。
どうしても、面識のない新人さんは疑ってしまいがちです。
気持ちはわかりますが、そこを信じてあげることで信頼関係が築けると思っています。
そして、居眠りの指摘については、もしかしたら体調不良かもしれません。
居眠りを良い事と思っている人はいません。
なのに、面識がないだけで「居眠りは駄目だよ」という指摘をすると、
新人さんは、何かしらの理由があったかもしれないのに責められたことで、離職するかもしれません。
居眠りについては、そもそも「居眠りされるくらいの伝え方しかできていない」という自分の問題を、棚に上げていることにもなります。
もっと興味を持ってもらうためには?
というような自分磨きが何よりも必要ですね。
上司が信じないと、信頼関係は始まらないと思います。
更に言えば、自分が信じないと信頼関係は始まらないと思います。
新人さんこそ、こちらから信じるべきだと思います。