仮失敗と真の失敗
前回の記事で、
「過去は変えることはできる。未来は変えることができない。」
と書きました。
今回の記事は、この「過去」と「失敗」を結び付けた内容です。
何かの失敗をしたとします。
その失敗は、失敗をした瞬間から過去の出来事になっています。
その失敗を、どう解釈するか?
これが過去の解釈であり、未来を決めるところだと思います。
解釈の仕方は大きく分けると2つ。
「①じゃあどうする?」か「②だからしょうがない」の2つです。
失敗した後に①を選ぶか②を選ぶかで、その先が変わってくるのは、イメージできると思います。
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・失敗した時に①を選ぶのか?②を選ぶのか?
↓
・①を選ぶ
↓
・失敗の原因を考える
↓
・①を選ぶのか?②を選ぶのか?
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というように、
常に「①じゃあどうする?」か「②だからしょうがない」のどちらを選ぶか?
を考えていかないといけません。
個人的には、
「②だからしょうがない」を選ばない限り、失敗はない
と思っています。
よく言われている失敗は、私の中では仮の姿です。
そこから何かを学び、次に活かしていくことが出来れば良いので、
私の中では失敗ではなく、成功のもとです。
私は、ここでの失敗を仮失敗と呼んでいます。
そして、仮失敗を次に活かそうとせずに諦めた時に、
真の失敗になると思っています。
【まとめ】
失敗で悩んでいるみなさん。
まず、次に繋げようという気持ちを持ちましょう。
その気持ちがある限り、目の前の失敗は失敗ではありません。
そして、気持ちを持てたら、
次は自分の中で「だからしょうがない」を排除しましょう。
ほとんどの失敗は、その時点では仮の姿です。
諦めた時が真の失敗です。
「だからしょうがない」で終わらせたら、真の失敗です。
逆に言えば、「だからしょうがない」を無くせば、失敗にはなりません。
「だからしょうがない」という結論になったら、そこで一度考え直してみましょう。
何かが見つかるかと思います。
それでも「だからしょうがない」で済まさないといけないというのであれば、
そもそもの始まりが失敗では無いと思います。
自分の中で「失敗だ」と感じたのであれば、
「じゃあどうする?」を徹底的に追及して、成功のもとにしましょう。
そうすれば、過去の失敗のおかげで成功できたと思えます。
過去の出来事は変わらなくても、
過去の出来事の解釈を変えることで、良い未来を選ぶことができる。
↓
「過去は変えることはできる。未来は変えることができない。」
過去と失敗と結びつけて未来へ繋ぐお話でした。